6年生の社会では、歴史の学習が始まりました。
「どうして大昔に生きていた人がいないのにその時のことがわかるのだろう?」と子ども達が疑問をもちました。教科書で遺跡のことを知り、興味をもったことから、町内で発掘調査を行っている「標津川9遺跡」(学校から運動公園へ向かう途中)へ行ってきました。
町内には72か所の遺跡があり、ここでは縄文土器の破片、計根別の遺跡では人骨や装飾品などが発掘されています。学芸員の村田さんにその遺跡からわかる当時の生活様子などのお話をしていただきましたが、子ども達は真剣に聞いていました。
また、竪穴式住居の跡である円形に窪んでいる所をみせてもらったり、出土した縄文土器の破片に触れたりするなどとても貴重な経験ができました。
教科書や資料集だけで知る歴史ではなく、実際にその場所へ行き、歴史を知り、触れ、感じることで子ども達にとって5000年前の人々の暮らしがとても身近なものになったようでした。
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