想いを伝えた伯爵まつり
- maruyama083
- 9月16日
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9月7日(日)、6年生は伯爵まつりで野菜販売を行いました。
これは、6年生総合学習「ベンチャーキッズチャレンジ」での活動の一つで、商工会青年部のみなさんのご協力のもと行っています。商工会青年部の方が講師となり、会社名や経営理念を考えることからスタートし、販売戦略や販売単価、利益を少しでも多く上げるために等、会社経営について学んできました。そのことを生かし、自分たちが育てた野菜をたくさんの人に食べて欲しいという思いをもって、野菜販売にチャレンジしました。
しかし、今年の農園活動はクマや暑さに悩まされ、思うように収穫できなかった会社がいくつもありました。「これはお客さんに売れない。」と販売を断念した会社、「値段を下げて売ってみよう。」と挑戦した会社、会社それぞれが野菜の現状と自分たちの思いから判断し、伯爵まつりを迎えました。
販売を断念した会社も、当日はステージの上でプレゼンを行いました。「野菜を買ってください。」だけではなく、どんな苦労があって野菜を育ててきたかや、その野菜のおいしい食べ方、栄養についてなどを手作りの資料を提示しながら発表しました。その姿からは、お客さんに自分たちが育てた野菜のことを伝えたい!ただ食べてほしい!そんなまっすぐな想いが伝わってきました。見てくださった方々にも受け取ってもらえたようでした。


準備もそれぞれの工夫を凝らしながら丁寧に行いました。
販売スタートと同時にたくさんのお客さんが来てくださいました。

始めは、「いらっしゃいませ!」や「ありがとうございました!」を言うこともためらっていた様子でしたが、徐々にいい声が聞こえるようになりました。

自分が育てた野菜を食べてもらいたい!呼びかけにもどんどん力が入りました。
自分の野菜が完売した後は、他の会社の野菜の売り込みに駆け回る姿もありました。そして、1時間も経たずに全ての野菜が完売!嬉しそうに拍手をする子、ホッとした表情を浮かべる子。片付けを終えると…

「打ち上げしよう!飲み物出してー!」と声が上がり、「かんぱーい!!」
最高の一杯となったことでしょう。
野菜を販売することが目的ですが、その中にたくさんの学びや経験が隠れていました。商工会青年部の方からの学び、買う人のことを考えて準備してきたこと、お客さんとのコミュニケーション、地域の方々とのつながり、子ども達が経験した成功や失敗全てがこの総合学習での学びです。

商工会青年部のみなさん、野菜を買ってくださった地域の方、やっぱり一番のお客さんとなってくださった保護者のみなさん、ありがとうございました!!





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